琵琶湖に架かる橋2つ?? part1
2025年03月29日
琵琶湖に架かる橋2つ?? part1
日本一大きな湖といえば??
正解は...『琵琶湖』 ですよね!!
大きな大きな琵琶湖、滋賀県全面積の大半を占める琵琶湖。
なのに東西に架かる橋がたったの2つ。
東西へのアプローチは橋を渡るか北部の陸を横切るかしかなく、船も出ていない。
昨今、離島への架橋が進んでいるにも関わらず、滋賀県の地図を見ると
「なぜ橋が少ないの??」と疑問に思う方もおられるかと思います。
滋賀県全面積の大半を占める琵琶湖の東西を結ぶ橋が2つでは...
あまりにも少なすぎますよね。
・【琵琶湖大橋】…大津市今堅田と守山市今浜を結ぶ(琵琶湖のおよそ真ん中あたり)
・【近江大橋】 …大津市丸の内町と草津市新浜町を結ぶ(瀬田川の少し北側あたり)
琵琶湖の「大橋」といえば「近江八景」の一つである「瀬田の唐橋」を思い浮かべる人も
おられるのではないでしょうか。
「瀬田の唐橋」は琵琶湖からの水が瀬田川に流れ入るところに架かる橋です。
この橋は「大橋」というほどの規模ではありません。
琵琶湖周辺は東海道や北陸道など日本古来から主要路が集中しています。
湖を横断する橋よりも「湖上の水運」が交通の要として発達してきました。
織田信長の安土城も、近年の調査で湖水を取り込んだ水城だったことが判明しています。
安土城は「坂本」「長浜」「大溝」といった城と連携し、琵琶湖の水運と東西交通の要衝
として機能してようです。
もしも「織田政権」が続き「安土」が大都市へと発展していたら?
琵琶湖北部にも橋が架けられていたのでしょうか??
次回からは「もし○○○だったら?」と歴史に思いを馳せながら、滋賀県のインフラに
ついて申し上げたいと思います。