夏はトイレがにおいやすい⁉
2025年03月18日
夏はトイレがにおいやすい⁉
「臭い(におい)」は湿度上昇に伴って空気中に長く漂うため、換気不足や汗が蒸発するなどで湿度が上昇すると、トイレのような狭い空間では臭いが気になりやすくなります。
臭いが表面化しやすくなるのは湿度などの影響による一時的なものですが、臭いの原因そのものは一年中存在している場合がほとんどです。
トイレの臭いの原因と対策についてご紹介します。
【臭いが表面化する前に「トイレの臭い」対策をしておくことをおススメいたします。】
・トイレの臭いの原因
ほとんどの場合「尿石」が原因となっています。
尿石とは、尿の成分が固まってできる汚れのことです。初めは柔らかく固形化する程度
ですが、時間が経つにつれて硬くなり、最終的には石のようになります。
特に男性用小便器や和式トイレでは発生しやすい汚れです。
特に男性用小便器や和式トイレは、飛び散りや流し残しが発生しやすいため尿石のもとと
なる成分が残りやすくなります。
残った尿がアンモニアを発生させ、これが固まることで臭いのもととなっています。
・トイレの「臭い」を防ぐ
尿石は小便器の目皿(フタのような部分)の裏側や和式トイレの縁で発生することが
多いです。
月1回あるいは月2回、定期的に目の届かない場所までチェックすることをおススメ
いたします。
毎日のお掃除は中性の洗剤をおススメしますが、頑固な尿石汚れには酸性の洗剤(サンポ
ールなど)が効果的です。
※酸性洗剤は長時間洗剤が残ったままになると金属部分やタイルの目地を痛めることが
あります。
※アルカリ性漂白剤(カビキラーなど)と混ぜると有毒なガスが発生しますので、サンポー
ルなどの濃度の高い酸性洗剤を使う際は使用方法を守ってください。
湿気を逃すために日常的に換気をしながら、普段は見ない部分もたまにお掃除をし、
トイレの臭いを軽減しましょう!