寒い三連休...
2025年02月21日
寒い三連休...
少し暖かい日が続きましたがそれもつかの間、空気はひんやりと澄んでおり、
明日から寒い三連休ですね...
2025年は暖かくなるのが早く、夏は去年と同様暑いことが予想されていますが
「ホントかな⁉」としか思えない毎日です...
そんな中、厚生労働省が2025年6月から熱中症対策を義務化する方針を示したことを
ご存知でしょうか??
・熱中症対策が義務化!
厚生労働省は、2025年6月より企業に対し「熱中症の恐れ」の早期発見と適切な対応体制
の整備を義務化しました。
WBGT(暑さ指数)28度以上または気温31度以上の環境下で、1時間以上または
1日4時間以上の作業をする場合、企業は処置の手順を策定し、従業員に周知することが
求められます。
(https://www.mhlw.go.jp/content/11201250/001385232.pdf)
・WBGT(暑さ指数)とは?
WBGT(暑さ指数)とは、気温・湿度・日射量などをもとに算出する
熱中症予防の指数です。
夏といえば→「暑い」だけでなく「ジメジメしている」ことを思い浮かべる方も
多いと思いますが、熱中症の要因は気温だけでなく、湿度や周辺環境にもあるのです。
そのため、スポーツをする際や夏祭り等のイベント時、建設現場等ではWBGTが
重視されています。
≪WBGT計測方法≫
WBGTを測るには、専用の測定器が必要ですが、測定器がなくても環境省によって
運営されている「熱中症予防情報サイト」にて全国各地のWBGTを見ることができます。
熱中症予防情報サイト:https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt_data.php
※現在はサービスを一時停止しており、2025年は4月下旬頃から開始予定だそうです。
外部作業が発生する企業は5月から、それ以外の企業でも6月から熱中症への意識を
高めておくことが重要です。
・熱中症患者数は増加傾向
熱中症対策の義務化は、主に建設現場に焦点を当てた省令だそうですが、
今回の義務化の背景には「初期症状の放置や対応の遅れによる死亡事故」
が多いという実態があります。
実際に2024年度の熱中症患者数は調査を開始した2008年以降過去最多であり、
年間30人以上の方が亡くなっています。
またコロナ渦の自粛期間を除くと年々増加傾向にあります。
記録的な猛暑が続いている今、省令に関係なく熱中症患者を出さないために、
企業は十分な対策を講じることが重要になってまいります。
・熱中症対策に欠かせないエアコン、節電も大事!
熱中症対策にエアコンは必須ですが、電気代が気になるのも事実ですよね。
エアコンの電気代を抑えるには室温を28度にすることや、空気を循環させることは
ご存知かと思います。
その他にもフィルター清掃をこまめに行うことでもエアコンの電気代を抑える助けに
なります。
フィルター清掃をしないまま放置してしまうと消費する電力が20~30%増加してしまう
可能性があります。
まだまだ寒い日が続き、全く夏のイメージがわきませんが、上手に節電し
快適な夏を迎えましょう‼